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蚤の服(K)

お酒好きな人の多い一般書事業局で、みなさんがとっても楽しそうなので、ちょっと飲めるからって、酒、酒、うるせえ!!! あたしが飲めないのならアルコールなどこの世から滅びてしまえ!! と内心お酒に呪いをかけまくっているスーパー下戸Kです(事業部の人が誰もこれを読みませんように。念のためにイニシャルにしておこう...)。

さて、今日ご紹介するのは、ノミノツヅリです。
ナデシコ科ノミノツヅリ属。
以前、春の白くて小さい花特集で、ハコベ、ウシハコベ、ミミナグサ、オランダミミナグサ、ノミノフスマあたりはよく似てて見分けるの難しいデスヨネー、などとお話ししたと思うのですが、ノミノツヅリもその一群です。
でも、ノミノツヅリはひときわかわいい!
見てこれ。
萌えー。

ノミノツヅリ.jpg
なんでこんなにかわいいのかしら。
この、5弁の花びらがちょっと離れてる感じと間からのぞく星型のがく、そして花のサイズの小ささかもしれません。
植物の和名は、同系でサイズの違う種がある場合、大きいものに「イヌ」や「ウシ」「カラス」、小さいものに「スズメ」や「ノミ」などがついていることがよくあります。
ノミノツヅリは「ノミ」なので、名付けた人も「ちっさいな!」と思ったんでしょうね。
ツヅリ(綴り)は、文字のことだったら「蚤の文字」なんてなかなか想像力を刺激されますが、「布切れをつぎ合わせて作った粗末な着物」のことのようです。「蚤の服」ですね。
歩道の脇とか、ガードレールの下とかに、モワッと群生しているのを旧社屋周辺でよく見かけました。
次回は、夏の夕暮れがよく似合うアカバナユウゲショウをご紹介します。

◆道端の小さななかま(第38回ノミノツヅリ)

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