ポプラの営業だより

一般書営業部

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THE RHETORIC(辻)

ぼくは悩んでいました。
『THE RHETORIC 人生の武器としての伝える技術』(以下、レトリック)を
どうやって売り伸ばしたらいいのか。2018年8月のことです。

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THE RHETORIC 人生の武器としての伝える技術
オバマ元大統領やトランプ大統領など、世界のリーダーたちがスピーチやプレゼンのときに使う伝える技術「レトリック」を紹介した、ポプラ社では珍しい「翻訳のビジネス書」。

c.jpg

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こんにちは。入社6年目の辻です。
一般書営業部に異動して3年目になります。それまでは子どもの本の編集部にいました。
今回はぼくがいろいろなことを試みた「レトリック」の営業の話です。

この本を売るために、他社の研究(簡単に言えばマネ)をたくさんしました。
でもそれだけではなにか足りない。

もっとポプラ社らしいやり方があるんじゃないか。
もっと自分らしいやり方があるんじゃないか。

ぐつぐつに煮詰まったぼくは、信頼する社内デザイナーさんに相談しました。
「レトリック、どうやったらもっと売れますかね?」
「辻さんが貼り絵で似顔絵作れば? それ使ってポップ作っちゃえばいいじゃん」

目の前が開けました。
このデザイナーさんの一言で、パーッと目の前が開けました。
そうだ。ぼくの得意なことで勝負すればいいじゃないか、と。
ぼくはなぜか、紙を貼り合わせて絵をつくる「貼り絵」が得意なのです。なぜか。

すぐに作業にとりかかりました。
似顔絵のモチーフは、オバマ元大統領とトランプ大統領に決めました。

できたのがこのPOP。
(デザインは社内デザイナーさんに手伝ってもらいました)

b.jpg

......なかなか似てませんか? 
いや、似てるぞ。自画自賛だけど似てるぞ...!

このPOP情報を載せて、注文を募ったところ、まさかの大好評!

すぐさま部長に報告。そして相談、というか懇願。

「この貼り絵ポップめちゃめちゃ効いてます! 注文きてます! 次の日経新聞の広告、この貼り絵使わせてくださいっ!」
「ええよ」(部長は関西人)

嘘だろ。まさかのOK。
その足で、小走りで、信頼する社内デザイナーさんの元へ。
そのまま広告のデザインを相談。(この人は主に広告のデザインをしています)

できたのがこの広告。

レトリック日経.png
異彩を放っていました。

この広告の掲出日、
書店店頭の売り上げが前日の6倍に。
Amazon総合ランキングが43304位から33位に。
Amazonリーダーシップカテゴリでは堂々1位に。

会心の成果でした。

これで完全に調子にのったぼくは、また部長に相談。
「この貼り絵、本の帯にしてもいいですか...?」
「ええよ」

おい、嘘だろ。まさかのOK。
またその足で、信頼する社内デザイナーさんの元へ。帯も作ってもらいました。

できたのがこの帯。
(いわゆる全面帯です)

rhetoricオバマトランプカバー.jpeg

いまはこれで流通しています。

こんな紆余曲折の末、
『THE RHETORIC 人生の武器としての伝える技術』は5回も重版できました。

だけど、素人の勢いだけの貼り絵を
広告にも帯にも使うことを許してくれるポプラ社って、なかなかイイ会社ですね笑

調子にのりつづけているぼくは、
最近ではとうとうPOPに貼り絵の自分を登場させてしまいました笑

人生は攻略できる_貼絵verA4パネル.png
人生は攻略できる』POP

ちなみにぼくの好きな絵本作家はせなけいこさんと柳原良平さん。
貼り絵好きのルーツはこのお二人かもしれません。

※広告も、帯の変更も、担当編集者の確認はまっさきにとっています。

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