バイリンガルニュースMamiのお悩みシェア

Mami

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もういい大人なのに、
自分のしたいことがわかりません

●まみさんは今まで経験がないかもしれませんが、私はこの歳になっても自分がしたいことが未だにわかりません。

 現在、イギリスで2年間のワーキングホリデーに来ているのですが、そもそもこちらに来たのも、抽選でワーホリに当たった、との理由で特にこれといった強い目的を持って来たわけではありません。
 今、友人の結婚式を機に一時帰国にするか2年経たないうちに完全帰国にするか決められません。
 ビザの期限まで居れば、今の職場の人が喜ぶし、ヨーロッパ旅行ももっとできる。
 帰国して新しい生活を早く始めれば、早く結婚相手に出会えるかもしれない(結婚したいというのは常々思ってますが、行動が伴っていないので、実際はしたくないのかもしれない)。

 目的を持って、迷いなく突き進む心の持ち方とでも言うのでしょうか、まみさんはそんな方かな、と思いますので、何かアドバイスあればお願いします。

(あすか、32歳、女性)


「目的を持って迷いなく突き進む」というかっこいいイメージを持ってもらえるのはとっても嬉しいですが、全然目的はないです。笑

実は、「自分のやりたいことがわからない」というワーホリ中の人や就活生から同様のお悩みがたくさん届いています。

私はこれまでの人生、予測不能な事態ばかり起きるので、「人生五ヶ年計画」みたいな長期プランを作るのが嫌いです。逆に、枠組みや自分の限界を決めずに自由に生きたいタイプなので、数ヶ月後に自分がなにをしてるかサッパリわからないことに幸福感と満足感を感じます。

「あーこれに飽きたらなにしようかなー」「自分は来年はなにしてるのかなー」みたいなのがほんとに好き。笑 

メディアや企業は「やりがい」「人生の目標」「将来の人生設計」みたいなキーワードが大好きだけど、仕事に生き甲斐を感じる人がいる一方で、お金のためと割り切って仕事にやりがいを求めない人もいる。◯年後にマネージャー、◯年後にシニアマネージャー、と自分の行く末を長期で把握して安心する人もいれば、私みたいな人もいる。

言うまでもなく、企業は自分がコントロールしやすいほうを正義とするけど、本来はどちらが正しいとかじゃなくて、今の自分にはなにが合ってるか、どういう生き方が好きか、という相性と好みの問題ですよね。

あすかさんも、「たまたま当たる」というラッキーで予測不能な出来事があったために遠いイギリスで生活することになったわけで、そこに強い目的があろうがなかろうが、おもしろい経験として自分の人生に影響を与えることには変わりない。

さらに、留まればヨーロッパ旅行、帰国すればデート。これを読む限り、私的にはわくわく要素しかないんだけど......笑

選択しにくい2つの道がある場合は、私はいつも自分が本当はどうしたいかを明確にします。例えばこの場合「残れば職場の人が喜ぶ」とかは一旦忘れて、それぞれを選んだ場合の自分自身にとってのプラス面とマイナス面をあらためて書き出した上で天秤にかけるとか。

「私がやりたいのはこれ! 悩むまでもなく絶対これ!」って、確かに目的があって迷いはないし、オリンピック選手とかダンサーとか起業家とか、そういう意気込みの人を見るとすごく清々しいし応援したくなる。そういう人をお手本にしたくなる気持ちもわかる。

ただもう20代後半になって、私も自分のことはわかってきたので、自分がそういうタイプじゃないことも知っている。でもそれが悪いとは全く思わないし、十人十色、人の数だけある生き方の一種類であると受け入れています。

<編集部より>
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Profile

Mami

1986年東京都生まれ。帰国子女ではなく、東京育ちのバイリンガル。2013年5月から、友人のMichaelと2人で英会話Podcast「バイリンガルニュース」を始める。世界中から2人がピックアップしたニュースを、ユニークなバイリンガル会話方式で無料配信しPodcast1位の大人気番組に! いつも阿佐ヶ谷のMichael宅で収録しており、独特のゆるーい雰囲気が魅力(放送中に荷物が届いたり、くしゃみしたり)。
幻冬舎plusでコラム「バイリンガルニュースMamiの文字おしゃべり」を連載中。

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