バイリンガルニュースMamiのお悩みシェア

Mami

バイリンガルニュースMamiのお悩みシェア

16

信頼できない上司のもとで
働くのが苦しいです

●Mamiさんに悩みの相談なのですが、
 上司が信頼できず、日々の感情や仕事に影響され悩んでいます。
 
 私は家族経営の小さな会社に勤めています。
 事務所では所長と私の2人で仕事をするのがほとんどで、時々所長の奥さんも来て仕事をすることもあります。

 先日、所長と食事をした際に、酔った勢いでホテルに連れ込まれそうになり、
 なんとか回避したのですが、それから全く信用できずにいます。
 休日もメールが来たり、一時は毎朝毎晩メールが来る事もありました。
 仕事場では普通の人なのですが、仕事以外では最低な男の人になるようです。

 私はフリーとして仕事ができるようになるまでは今の仕事を辞めたくないし、
 奥さんのことが好きなので、事を大きくしたくないと思い、何事も無かったかのように仕事をしています。

 しかし、ホテルの一件から所長が信頼できず、奥さんや仕事の関係者に嘘をつく癖も目につくようになりました。所長は頭が良く対外的には良い人を演じるので、社会的にも信頼されています。
 尊敬できない上司の下で仕事をするのはとてもきついです。所長のために仕事をやっていると思うと腹が立つので、お客様や将来の自分のためだと言い聞かせて仕事をしていますが、所長の卑怯さにストレスがたまる一方です。

 心配をかけたくないので友達にも家族にも彼氏にも誰にも相談できません。
 仕事は続けたいと思っていますが、どうやってこの状況を乗り越えていったら良いでしょうか?(CHINA 27歳 女性)

ホテルに連れ込まれそうになるとか怖い! というか一歩間違えば普通に犯罪! むむむ。

なにごともなくて本当によかったけど、相当なにかを履き違えた上司ですね。。。安全面について心配になっちゃうけど、これを読む限り普段は特に危険なわけではないのかな? とりあえずそういう前提で考えてみます。

セクハラだけじゃなく、上司や先輩が人として尊敬できない、というのは確かにつらい! 私も一度、特定の男性社員に対するモラハラ&女性社員にセクハラ発言をする上司に当たったことがあります。彼は仕事もあまりできなかったので最終的には解雇されたけど......。

私の場合は、彼の失敗の尻拭いをすることはストレスでした。彼が怒らせてしまった相手に頭を下げたり、私の残業時間が増えたり、取引先の前でセクハラ発言をされたり、という仕事面での実害があったから。でも、彼が人としておかしいこと自体については、あまりストレスを感じませんでした。なぜなら、彼は私の家族でも友人でもなく、仕事を辞めれば二度と会うこともないであろう、怒るに値しない他人で、こっちも「こんな人いるんだー」と引くか、せいぜい話のネタにするぐらい。笑

こういう上司にイラっとしてしまうときの、おすすめ対処法は3つ:

①過去に起きたことを追体験しない
「あんなことされた」「こんなこと言われた」など、過去に上司がやらかしたことを思い出してぐるぐる考えていると、同じ発言や行動に何度も繰り返しイライラするはめに。でもそれによって過去が変えられるわけでもなく、自分の時間がもったいないだけ。なので極力考えない。

②なぜその状況から脱却できないのかを明確にする
「自分の将来のためと言い聞かせて」とあるけど、言い聞かせるまでもなく、本来は自分のためだったはず。そこで働くことは誰にも(上司にも客にも)強制されていない。

自分は自由な存在で、ただ今は「自分の都合(独立できるようになるまでは辞めたくない)」と「デメリット(セクハラやストレス)」を天秤にかけたときに、前者のほうが大きいから残っているだけ。デメリットのほうが大きくなっちゃったら、辞めればいい。それをいつも覚えておくと、ちょっと楽になるんじゃないかなーと思います。

③正義を追求しない
「所長の卑怯さにストレスがたまる」と書いてくれてるけど、正義や公平性を追い求めると、確かにすごくストレスがかかりますよね。「また嘘ついてる!」「奥さんがかわいそう!」と毎回イライラしちゃう。

でも、そこで自分がイライラしても上司が改心するわけでもなく、上司が制裁を受けるわけでもなく、ただただ自分だけにストレスがかかる一方。これって超絶に損じゃない?! だったら、これに関しては正義感は捨てて、「どうでもいい他人」と割り切って仕事だけに集中したほうが自分に優しいと思う。

毎日顔を合わせないといけない相手だから、どうにかしてちょっとでも楽になるといいですね!


<編集部より>
Mamiさんへの相談の送り先はこちらです。onayami.share@gmail.com
ハンドルネーム、年齢、性別を書き添えてメールでお送りください。
たくさんのメールをお待ちしております!

この連載が書籍もしくは電子書籍になる場合、お送りいただいた相談を掲載させていただく可能性があります。その場合、出版権はポプラ社に属し、著作物使用の対価は無料とさせていただきます(出版の際の、謝礼や本の贈呈は、大変恐縮ですがございません)。また、お送りいただいた文章は、内容の主旨が変わらない範囲でまとめる場合がございます。あらかじめ、上記の事項をご了解くださいますようお願い申し上げます。
お送りいただいた個人情報は、他の用途には使用いたしません。

Profile

Mami

1986年東京都生まれ。帰国子女ではなく、東京育ちのバイリンガル。2013年5月から、友人のMichaelと2人で英会話Podcast「バイリンガルニュース」を始める。世界中から2人がピックアップしたニュースを、ユニークなバイリンガル会話方式で無料配信しPodcast1位の大人気番組に! いつも阿佐ヶ谷のMichael宅で収録しており、独特のゆるーい雰囲気が魅力(放送中に荷物が届いたり、くしゃみしたり)。
幻冬舎plusでコラム「バイリンガルニュースMamiの文字おしゃべり」を連載中。

Pick Up Book

  • かがみの孤城
  • i
  • 私のスポットライト
  • ビオレタ

お知らせ

Cov_shigotoba_R.jpg佐藤ジュンコさんのコミックエッセイ『仕事場のちょっと奥までよろしいですか?』が刊行になりました。作家・伊坂幸太郎さん、漫画家・いがらしみきおさんから伝統工芸の職人さんまで「作ること」のプロ15名の仕事術をイラストでルポ!

達人たちの仕事場にお邪魔したら、楽しい驚きがいっぱい。まさに大人の社会科見学!ふむふむ、へーと読んでいるうちに、むくむくとやる気が湧いてくるお仕事エッセイです。

aruaru_R.jpg

本サイト連載「お父さんクエスト」が大人気の小山健さんがイラストを担当した『左利きあるある 右利きないない』が2月8日に発売!

「あるある本」のヒットは多いが、ありそうでなかった「左利きあるある」! 左利きの人は「日常のすべてが不便」と言っても過言ではありません。

(本書より)
・缶切は無理、急須も無理
・リコーダーで一番下の小さい穴を押さえづらい
・自動販売機で小銭を入れづらい
・握手するとき左手を出しかけ一瞬挙動不審になる
・定規で線を引くと目盛りが逆
・アルミホイルやラップが切れない
・習字の止め、ハネができない
・スポーツの部活などから勧誘される...ほか多数

小説『i』の刊行と個展『i』の開催を記念して、西加奈子さんによるオリジナル作品(原画)を装丁に用いた特装版を刊行します。限定100部、定価3万円(税別)です。1月21日(土)から29日(日)まで、個展会場であるAI KOWADA GALLERY で先行予約を受け付けます。1月30日(月)からは、AI KOWADA GALLERYのHPからお申し込みいただけます。この貴重な機会をどうぞお見逃しなく!

Pick Up Book

  • かがみの孤城
  • i
  • 私のスポットライト
  • ビオレタ