完璧じゃない、あたしたち

王谷 晶

完璧じゃない、あたしたち

©さかぐちまや

6

各誌で激賞! "すべて女同士の短編集"をあなたはどう読む?

18年1月末に刊行された王谷晶さん『完璧じゃない、あたしたち』。各紙誌で大変嬉しい反響をいただいています。書評の一部を抜粋させていただきました。随時更新しています。(編集部より)

女同士はドロドロしている、みたいな固定観念を木っ端微塵に粉砕してくれる短編集だ。
――石井千湖さん(「週刊新潮」2月8日号)
https://www.bookbang.jp/review/article/547125

抜群に好みの短編集だった。素晴らしい。
――杉江松恋さん
「杉江松恋の気になる作家招待席・王谷晶さんの巻」https://www.youtube.com/watch?v=tTc2jdju-vU

これ、好きだー! "あたしたち"の可愛さも、腹黒さも、切なさも、全部ひっさげてマッハで駆け抜ける。
――吉田伸子さん(2月9日Twitterより)

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ひとつの短編が終わるたびに、また新しい扉が開くことの喜び。その悦楽に身を任せているうち、いつの間にか虜になる。あぁ、物語ってこんなに楽しいのか。
――おぐらりゅうじさん(「FRaU」3月号 2018年流行予測)

まだ粗削りだが、この作家、大きく化ける予感がある。
――北上次郎さん(日経新聞夕刊2月15日)

最終話「タイム・アフター・タイム」、号泣しました。素晴らしいのひと言です。
――松井ゆかりさん(Web本の雑誌)
http://www.webdoku.jp/newshz/matsui/2018/02/07/181130.html

彼女たちにとって生まれ変わるとは、もともと備わっていたものに気づくこと、知らなかった自分の一部を開かせること。
――日野淳さん(共同通信47News)
https://this.kiji.is/337100655674623073?c=39546741839462401

一つにくくることなど到底できない女性たちの生と性が、ページの中でのびのびと暴れ回っている幸福な一冊。
――松田青子さん(2月28日毎日新聞夕刊)

心の思いがけない部分が震え、温かいのに悲しい、正体不明の感情が溢れた。何だこれは。
――大矢博子さん(「ダ・ヴィンチ」4月号)

サスペンスフルに、ファンタジックに、静謐に、饒舌に、キュートに、恐ろしく、イヤらしく、愛おしく、色を変え型を変え(純文的なものもあれば戯曲まである!)、作者はそれぞれの主人公に相応しい舞台を用意し、その人生を魅せる。
――藤田香織さん(エンタメステーション)
https://entertainmentstation.jp/190565

この社会で「女」が暮らす中で腹の底に溜まっていた、うじゃうじゃとした毛玉のようなものを、ポンと吐き出させてくれる、そんな1冊だ。
――乃久里述さん(「週刊金曜日」1175号)

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素晴らしい新人の登場に、胸ときめかせてください。
――豊﨑由美さん(「GINZA」4月号)

古今東西の作家たちが試みた「読めば世界の見え方が変わる」というチャレンジを、王谷晶はこの1冊で見事に成し遂げてみせた。
――吉田大助さん(「野性時代」4月号)

まずは騙されたと思って読んでみてほしい。読後は、この完璧じゃない世界への愛が、ひっそり胸のなかに生まれているはずだから。
――立花ももさん(ダ・ヴィンチニュース)
https://ddnavi.com/review/435038/a/

等身大の設定だけでなく、シュールなファンタジーやSFやホラー風の趣向を凝らした展開で、生き生きとしたリズムの文体が彼女たちの人生の可笑しくて切実な一瞬を切り取る。
――川口晴美さん(3月12日読売新聞夕刊)

短編集だと気付かずに読み始め、1つ読むごとにどんどん体温が上がっていき、最後には身体が熱くなっていた。
地方の女子の会話の生き生き感なんかもう最高だ。
――北村浩子さん(「本の雑誌」4月号)

発想も展開も乱暴なものもあるし、痛くて切ないものもあるし、ときどき爆笑&苦笑というのもあるけれど、どれも、それだけじゃなくて、男も女も関係なく「この気持ちわかるよな」と、つぶやいてしまう。仲間に会うたびに、「読んだ?」と聞きたくなる本。
――金原瑞人さん(3月11日神戸新聞)

重要なのは、そこに描かれているのが、ただの複数形の「女」たちの姿ではなく、あくまで「女女」のありようだということ。その関係性に目を向けたときにはじめて浮かび上がる世界の輪郭の豊かさに、読んでいる間じゅう感動しっぱなしだった。
――倉本さおりさん(「小説トリッパー」2018年春季号)

読む前は「完璧とは言えないあたしたち」という意味にとらえていたタイトルも、読後には「あたしたち、完璧なんじゃない?」という問いかけに思えてきます。答えはもちろん「その通り、完璧ですとも」。
――瀧井朝世さん(トーハン「新刊ニュース」4月号)

軽やかさと深さという一見矛盾したものをうまく調和させた「新しい深さ」を備えた作品と言えよう。この小説の登場で、現代日本文学における女性の描き方がまた更新されたのではないか。
――海猫沢めろんさん(3月13日日刊ゲンダイ)

滅多に人には言えないようなことも打ち明けられる友達みたいな本だ。しかもトークの切れ味がすごくて、笑いのセンスも抜群。おしゃべりするようにページをめくっているうちに、心の中のもやもやが晴れる。
――石井千湖さん(「Oggi」5月号)

どの小説が好みか共感するかはひとそれぞれ。次の作品が本当に楽しみだ。
――東えりかさん(「小説宝石」4月号)
https://www.bookbang.jp/review/article/549319

(3月29日更新)

Profile

王谷 晶

東京都生まれ。小説家。著書に『探偵小説(ミステリー)には向かない探偵』『あやかしリストランテ 奇妙な客人のためのアラカルト』(ともに集英社オレンジ文庫)などがある。@tori7810

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