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宮廷のまじない師 秋日の再会に月夜の毒呪

 序 怨恨とたばかりと

 ──許さない。
 許さない。許さない。許さない。絶対に、許さない。
 眼前は白と薄闇に覆われ、大地は冷たい氷と雪に包まれている。
 うずくまった身体に、凍てつく風と真っ白な吹雪の細かなつぶてが、絶え間なく、激しく叩きつけてくる。はじめは痛いと感じていた肌もとうに感覚を失い、手足から順に凍えて動かなくなっていく。
 けれど、そんなことはどうでもいい。彼の胸の内では怨嗟を帯びた黒い炎が、勢いよく燃え盛っていた。
 どろどろとした汚泥のごとくよどみ、けがれきった油を燃料にして、恨みの色、憎しみの色に染まった炎は、どれだけ身体が凍てつこうとも消えない。
 全身がけるようだ。寒さなど気にならない。涙も凍った、血も凍った。
 かしてくれる人はもういない。
 生まれた瞬間から絶望ばかりだった人生の中で、唯一の希望だった人はもう、いないのだ。
『許さない……』
 血の気を失った唇で、彼は呟いた。
 殺してやる、とは思わなかった。死など生温い。自分と同じ、生きながらの地獄があの男には相応しい。
 報いを受けさせよう。身を引き裂かれる耐え難い苦しみを、味わわせてやる。

 夢を見ていたようだ。あれから、いったいどれだけの月日が流れたか。
 目覚めたばかりの頭では、夢とうつつとが曖昧で、すぐにはわからなかった。何度かまばたきを繰り返し、ようやく目の前の光景が『現在』であると認識する。
 きんけいきゅうの、自身の執務室だ。
 軽い眠気を感じ、机から長椅子に移って身を横たえ、そのままうたた寝をしてしまったらしい。
 こんなところで眠ってしまうとは珍しい。
 自覚はなかったけれど、心身は疲れていたのかもしれない。
 あの日からひとときの安息も訪れなかった。目的のためならば、寝食をおろそかにしても平気だった。
(いささか気が抜けていた)
 油断は大敵。経過は良好であるとはいえ、まだ上手くいくと決まったわけではない。
 ──決して、許さない。
 あのときの炎はまだ胸の中にある。これがあるかぎり、繰り返し、悲劇は再上演される。彼のくらい復讐心のもとに。
 胸に影が落ちた。
 彼女のいなくなった世界で、自分に喜びをもたらしてくれるものは、もうたった一つしか残っていない。
 自分は再び肉体を得たが、彼女にはそれがない。二度と、会えない。
 だから仕方なく、残ったたった一つの楽しみを、愉悦を、また味わう。不毛だと知っていても。


 一 まじない師は、術を試す

 大国として名高いりょうこくの都、ようの北に築かれた金慶宮。
 千年にわたる陵の歴史において、女神であるせいの加護のもと、常に中心であり続けたこの皇帝の居城は、今なお国の要として鎮座している。
 いくつもの宮殿、建物からなる金慶宮の中央には、政治の中枢たるしん殿でんがある。
 慈宸殿は朝議を行う朝廷の中心部ゆえに、天井から梁、柱の一本まで余すことなくけんらんごうな装飾が施されており、黒や緑、青、金といった色合いと、龍や獅子、草花を模した紋様が重厚で荘厳な印象を見る者に与える。
 現在、その慈宸殿のさらに奥深く──皇帝がまつりごとを行う奥殿にて。
 現皇帝、りゅうはくえんは広い円卓を囲む四人の王、または王の代理人たちを一段高い玉座から一人、静かに見下ろしていた。
「では、昨今の西方諸国の、緊迫した情勢にともない、異国人の流入が増加、我が西領の治安が悪化傾向にある件について、南領に警備を支援していただけるということでよろしいですか」
 身分のわりに質素な官服に身を包み、穏やかそうな丸顔をきりり、と引き締めた三十路前後の青年─西のおう代理、ちゅうげんが問う。
 すると、彼の隣の席に着く髭面の中年男が大きくうなずいた。南領を治めるせきおうせきちょうである。
「ウチはかまわんぜ。諸経費は国庫でまかなってくれるんだしな」
「我々も問題ない」
 長芝に続いて賛同の意を示したのは、この室に入ってきてから眉の一つも動かさない無表情の男、東のらいおうらいしゅれい
 陵では、国の先導者たる皇帝と四王家による御前会議が定期的に催される。
 これは皇帝と官たちが慈宸殿本殿に揃い、開かれる朝議とは別で、いわばその前段階。あらゆる政策について、朝議で官たちにはかる前に、大まかな方向性を定めるものである。
 具体的に言えば、皇帝と、皇帝に次ぐ地位にある四王、またはその代理が各領の状況等の情報を共有、意見や方針を示し、事前に擦り合わせるのが趣旨だ。
 通称、五君会議。
 この会議で定められたことをもとに、官や国全体が動いていく。
 陵に強大な権力を有するさいしょうは存在しえない。あらゆる物事は、皇帝と四王が先頭に立って決める。
 それが、初代から続く陵の伝統だった。
 ちなみに、歴史上で何度か、この政の形がはんある者におびやかされたことがある。けれども、ほんによって変えられた政治形態はことごとく長くはもたず、結局は元の形へ自然に戻っていった。
 同じく皇族も、何度脅かされようと、最後は劉一族に戻った。
 ──武陽と金慶宮、劉一族は、星姫ニャンニャンに守られている。
 陵の民の多くがそう信じるのは、このような歴史的事実があるからだ。加護が実在するからこそ、千年も国家が存続できているのだと。
「私も異論はございません。元より、北はこれから冬ですし、他領の心配をしている場合ではありませんので」
 最後に、北の羽王の代理、ほうじゅんが優雅に己の意見を述べる。
 西の馬仲元同様、彼自身は王ではないものの、病気がちで自領からほとんど出られない兄王に代わり、会議に出席している。
「しかし」
 法順はちらりと、雷王を見遣った。
「話題は変わりますが、先だって、とう当主が犯した罪と彼のてんまつ……守礼殿、あなたは何もおっしゃいませんね。最低限の説明が必要では?」
「…………」
 口をつぐみ、表情を動かさない守礼に全員の視線が集まる。
 不穏な流れだ。状況を見守っていた白焰は、わずかに眉をひそめた。
 とうせつには、違法である禁足地への侵入、禁足地での狩猟、そして禁制品の売買、さらには窃盗の指示を出した疑いがかけられていた。
 だが、投獄されてすぐに暗殺されている。
 暗殺の犯人はまだ捕まっていない。もしかしたら、陶説が何らかの重大な情報を知っており、その口封じのために殺されたのではないか。事情を知る者の多くは、そう考えていた。
 そして当然、東領の貴族の監督責任は、東の王である守礼にある。説明は必須だ。
(羽法順は、ずいぶんと直接的に切り込んだものだが……)
 さて、あのいつでも無表情を崩さない守礼がどう答えるか。
「説明?」
 守礼は硬く、低い声で問い返した。
「我が領の貴族が不当に命を奪われたのだ。こちらは被害者でありこそすれ、そのような追及を受ける立場にないと思うが?」
 守礼のいやに白い肌が、暗がりに、ぼうと浮かんでいるように見える。その鋭いまなざしは冷え冷えとし、冬のよう。
 北と冬を司る羽家の法順よりも、守礼のほうがよほど冷たい印象があった。
「何より此度の件、法順殿、貴殿の長官としての監督責任がまったくないと言えるのか?」
「おや、我々祠部が事件解決に動いたのは事実ですが、陶家当主が金慶宮で拘禁されていた間の出来事には、いっさい関与しておりませんよ」
 法順は少しも悪びれず、ゆったりとした仕草で肩をすくめてみせる。場に、居心地の悪い微妙な空気が流れた。
 手のひらに閉じた扇をぴしり、と打ちつけ、守礼は眉をひそめた。
「そもそも、調査が進み、金慶宮の警備体制には何ら問題なかったことがすでに明らかになっている。それは貴殿も承知しているだろう」
「ええ」
「であれば、陶説暗殺には何か直接的なもの以外の手段が使われた、その可能性も考えるべきではないか」
「たとえば、なんでしょう?」
「白々しい。じゅであれば、痕跡を残さず人を手にかけるのも容易たやすい。違うか、術者を大勢抱える北領、そして祠部の長たる羽法順殿?」
「おっしゃる通り」
 刺々しい口調で問い詰められた法順は、おもむろにうなずく。
「そう考えるのが妥当でしょう。もしご希望とあれば、術者の関与、呪詛の行使の観点を踏まえた調査は祠部でいたします。が、確実に暗殺犯を見つけられる保証はございません。それでもよろしいですか?」
「そのときは祠部や貴殿の資質と信用が問われるだけだ」
「手厳しい」
 ふふ、と艶然と笑む法順。年齢にそぐわぬ若々しい外見をした彼は、現状を面白がっているようだった。
 それに対し、守礼は白焰のほうをちらりと横目にうかがう。
「陛下、もちろんあなたの皇帝としての適性も」
「……肝に銘じておこう」
 白焰はあえて、無難な返事をした。
 守礼を筆頭に、東領は基本、白焰が玉座にあることに疑いの目を向けている。白焰の叔父にあたるそうぼくとくを玉座に推している、と言い換えてもいい。
 東領は他領に比べ、教育や学術研究が盛んだ。ゆえに、彼らは学問を重んじる。
 幼い頃から、座学で非常に優秀な成績をおさめてきた墨徳は、そんな東領との縁が深い。
 彼が養子に入った宋家も、雷王家と縁のある家だ。
(対して、俺は東領とはとんと縁がない。母も直轄領の貴族だしな)
 おまけに、勉学に特別熱心というわけでもなかった。
 ひたすら記憶し、たまに何かをひらめく。それだけで周囲は満足した。
 記憶力には自信があったが、記憶する作業は楽しいと思えず、たまの、天啓を得たかのようなひらめきや気づきには心躍ったものの、それもそう頻繁にあることではない。
 学問のほか、武芸や芸術、さまざまな分野に首を突っ込むほうが、白焰は好きだった。
 そういった振る舞いが、東領に白焰への不信感をより抱かせたのだろう。
 東領や雷王から厭われている。昔から、そうひしひしと感じていた。
「お気楽なものだ」
 ぼそり、と呟かれた守礼の言葉が、ぐっさりと白焰に突き刺さる。けれど、表情には出さない。少しばかり、眉が動いたくらいだ。
 ここであからさまに態度に出しては、それこそなめられる。
「んだなぁ」
 にわかに口を挟んできたのは、赤王、長芝。
「陛下。お気楽といやあ、あんた、皇后はどうするつもりだ? 後宮の解体は進んでいる。先日の件で東領の陶えい寿じゅは東領に戻されることになった。西領のしゅうせつもまた、近いうちに後宮を去る予定になってる。残るは南領のようばいと、あんたのお母君──皇太后様の遠縁にあたるこうぎょくか。彼女らもいつでも後宮を出る算段がついてるって話じゃねぇか」
「ああ」
「で、誰を皇后に選ぶ? まさか何も考えていないとは言わねぇよな。それこそ、『お気楽』になっちまうぞ」
「無論、考えてはいる」
 皇后に誰を据えるか。訊かれたとき、白焰の脳裏に浮かぶのはたった一人のみ。
 世にもまれな白く輝く長い髪と、紅玉のごとく煌めく瞳を持った少女だ。彼女だけを妻にできたらと、ずっと考えている。
 しかし、ここで口にするのは早計だ。
 言葉を濁した白焰を、王たちは見逃してくれない。
「考えているってのは、なんとなくあんたの中では決まってるってこったな」
「いや」
「あの庶民ならば、皇后にはできないが」
 横から唐突に、守礼が言う。白焰は喉に何かがつかえたような心地になった。
「……」
 あの庶民。それが指す人物が、白焰の后にしたい人物とは違うと楽観視できるほど呑気ではない。
 守礼の口ぶりからは、白焰を侮っているような響きすら感じられる。
 否、不信感を抱いているのは守礼だけではないだろう。
 皆、当然、把握しているはずだ。白焰が懇意にしている少女のことは。各々、この話題を出す機をうかがっていたのかもしれなかった。
 ──先に釘を刺された。
 黙認してくれるほど、四王は甘くない。
しゅ。彼女は優秀ですよ」
 優雅な仕草で卓に肘をつき、まるで歌を口ずさむように、法順は自身の部下たる少女を評する。王やその代理人たちは素知らぬふりで聞き耳を立てているようだ。
「けれど、あくまでそれは、まじない師としては、あるいは宮廷巫女としては、ですが」
「というと?」
 仲元が問い返し、法順はうっすらと微笑んだ。
「皇后にすると陛下がおっしゃるなら、話は別、ということです」
 視線が痛い。
 つまるところ、少女を、李珠華を妻にしたいと願う白焰に賛同してくれる者はいないのだ。まあ、当たり前のことがていしただけだが。
(もっと根回しをしてから表に出すべき話だったのに)
 決して彼らを甘く見ていたわけではないが、こんなにも早く話題にされるとは思わなかった。
 しかし、白焰は皆に気づかれないよう、口角をにやり、と吊り上げる。
(上等だ)
 悲観などしない。する必要もない。
 珠華をすんなりめとることができないことなど先刻承知している。そもそも、本人の意思も確認していないのだ。
 ならば、白焰はできるかぎり時間を稼ぐのみ。その間に、彼女をその気にさせ、皇后に相応しい存在に仕立て上げればよい。
 彼女が本気になれば、難しいことではないだろう。珠華は彼女自身が思うよりずっと、できる人間である。彼女自身の価値を宮廷全体に示す。そうすれば、四王も認めざるをえない。
「そなたら、早合点もはなはだしいな」
 白焰は余裕たっぷりに玉座にふんぞり返り、笑みを浮かべた。
「皇后についてはもちろん考えている。だが、まだ誰とも決めていない。そなたら東西南北の各領との力関係、均衡の問題もある。かといって、我が直轄領から娶るのもよくない。俺自身がきっすいの直轄領の人間ゆえな。それはそれで均衡を崩す。たった一人の皇后を決めるのだ、慎重になるのは仕方ないこと。違うか?」
「そりゃ、そうだな」
 ふ、と張りつめた空気を緩めるように、半笑いで長芝が言う。
「まだ後宮の廃止を表明してから半年も経ってねぇんだし、すぐに決めろってのは、無理な話か」
「ああ。そう長くかけるつもりもないが、慌てて答えを出すのは避けたい」
「まあ、庶民なら庶民で助かる部分もありますしね。後ろ盾を権力のつり合いがいいように固めれば、どこかの領の貴族の姫君を后に据えるより、むしろ均衡は保たれます。その庶民の女性とやらが、貴族たちと渡り合える前提の話ですが」
 仲元が落ち着いた口調で意見を述べた。
 この意見に異論のある者はいないようで、沈黙が落ちる。白焰は内心でほくそ笑んだ。
「確かにな。……そういえば、守礼、そなたには娘がいただろう。十六だったか。もしかして、その娘を后にしたいという話か?」
「ご冗談を。四王家から后など出せば、それこそ均衡が崩れる」
 白焰の問いに守礼は首を横に振った。
 四王家は千年前の盟約によって、劉一族に反旗を翻すことができない。
 これは単なる『心がけ』の問題ではなく、事実だ。
 大昔、赤王家がそれをしようとして、謎の不幸に立て続けに見舞われ、一族が根絶やしになる寸前まで追い詰められる出来事があった。
 病、事故、暗殺、殺し合い。
 次々に赤王家に連なる者が不運にも命を落とし、結局、力のない女子どもが数人残るだけになって、謀反は形になる前に頓挫した。
 盟約は絶対なのだと証明された瞬間だ。
 この陵国は、呪術的にきわめて強力に固められた体系のもとに成り立っている。
 よって四王家のどこかが力をつけたとしても、謀反の可能性を考える必要はない。
 ただし、どこか一つの家が台頭すれば、他が不満を持つ。四王家ではない貴族たちが徒党を組んで反乱でも起こし、どこか一つの領に攻め入ってきたら、止めるすべはない。
 それを避けるため、四王家の権力はなるべく公平にして、協力体制を敷き、かつ、劉一族に権力を集約させすぎないようにする─この国の政治は千年間、そうして運営されてきた。
(たった一人の皇后の座……難しい問題だな)
 少なくとも、東領から娶るのはやめておいたほうがいいだろう。
 ただでさえ、学問が盛んな領で、官たちも東領と縁のある者が比較的多い。これ以上、東領に権力を持たせるのは良くない。
 今のところ、均衡は上手く保たれている。
 政治における発言力は東、商業等で羽振りが良いのは西、農業や林業などの生産力は南。北は表立って優れたところはないが、呪術、まじないが盛んであり、武力的にも無視できない。
 仲元の言うように、ほどよく収まるよう後ろ盾を用意し、力と無縁な立場の后を立てるのも一つの有効な手だ。
(その線で外堀を埋めるか)
 四王家の面々の、珠華に対する感触がつかめたのはぎょうこうだったかもしれない。
 時刻はもうすぐ正午。今頃、彼女も同じ金慶宮の内、祠部で仕事に励んでいるだろうか。
『私だって、好きなのに』
 あの夜の、珠華の言葉も、ほのかに色づいた表情も、少し上擦った声色も、丹念に頭に刻んだ。
 あれは彼女の本心。
 だが、皇后の座に就くことに彼女はうなずかない。恋愛と婚姻は別だ。容姿のせいで差別されてきた彼女は、立場の違いも、思いだけではどうしようもないことも、誰より深く承知している。
 身分の差が明確に存在する以上、ただ好き合っているから、では夫婦にはなれない。
 脳の奥底で、声がする。
『──。ずっと余のそばにいてくれ。たとえ、たった二人の男女として並び立てなくても』
『はい。わたしは貴方様のおそばで、貴方様を永遠にお支えします』
 記憶の断片と、白焰の心とが自然と重なり合う。
 白焰は肘掛けに頰杖を突き、軽く目を閉じる。波のようにたくさんの記憶の欠片が寄せては返す中に、身を投じた。
(俺は……違う道を選びたい)
 いつものように、自信満々に。虚勢を張ってでも夢を見続ける。迷わずに見続けた夢の先は、現実だ。
 我がままを貫き通してこそ、劉白焰なのだ。


  *

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■著者プロフィール
顎木あくみ(あぎとぎ・あくみ)
長野県在住。『わたしの幸せな結婚』(KADOKAWA)でデビュー。

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