『恋文の技術』の舞台である石川県は能登半島。作中に登場するスポットをご紹介します。作品を読んで赴けば楽しさ倍増! ぜひ旅のおともにしてください。

『季刊アスタ』vol.15より転載(写真&構成:ポプラ社編集部、地図製作:bookwall)
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■ 著者プロフィール
森見登美彦(もりみ・とみひこ)
1979年奈良県生まれ。2003年『太陽の塔』で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で第20回山本周五郎賞を、10年『ペンギン・ハイウェイ』で第31回日本SF大賞を受賞。他の著書に、「有頂天家族」シリーズ、『熱帯』『シャーロック・ホームズの凱旋』など多数。
■ 書誌情報
『恋文の技術 新版』(ポプラ文庫)本体790円(税別)

京都から遠く離れた能登の実験所に飛ばされた大学院生・守田一郎。文通修行と称して京都の仲間や家族らに手紙を書きまくるのだが、本当に想いを伝えたい相手には書けなくて――。森見節満載の傑作書簡体小説。