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【できるだけ長く見たいもの➄】エッセイがむずかしい
エッセイがむずかしい。短歌を書く時間に比べて、あまりにもつらい。得意ではないだろうと予想はしていたが、想像の倍むずかしい。というか葛藤が多い。 歌人としてわたしが思う、エッセイのやばさNo.1は、「わたし」という言葉…
エッセイがむずかしい。短歌を書く時間に比べて、あまりにもつらい。得意ではないだろうと予想はしていたが、想像の倍むずかしい。というか葛藤が多い。 歌人としてわたしが思う、エッセイのやばさNo.1は、「わたし」という言葉…
「明日はまつりに行こう」と、土曜の夜に父が言った。 なんだか、へんな気がした。 父はひとの多いところをとことんきらう人で、小原家はこれまで、ひとの集まる場所へは、ほとんど出かけたことがないのである。それが、まつりに行く…
なにか新しいことをはじめたいなと思うことがあっても、つい後回しに。気負わず、ちょっとしたことからやってみようか?例えばスタバの新しいカスタマイズだったり。タクシーアプリを使ってみたり。その先になにがあるかはわからないけれ…
あれは、いつの晩だったか。家の中に、妙な緊張がみなぎっていた。家族会議というものが、唐突にひらかれたのだった。 わたしは小学生、兄は中学生。父と母が、リビングに座っている。4人家族は円になって座った。なにか、お芝居の…
わたしの誕生日は12月の26日で、クリスマスとひとまとめに祝われてきた。 大人になった今では祝ってもらえるだけましじゃないかと思えるけれど、子どもの頃はやっぱり不服だった。母のお店は日曜日がお休みだったから、だいたい…
父の命日は、六月の終わり。 昼過ぎにひとり暮らしの部屋を出て、実家に向かう。 乗り換えの駅にある花屋で、花束を買う。うちは誕生日でも命日でも、花束を贈るときには、明るく大きくうつくしいものと決まっている。時間もなかっ…
2025年、戦後80年の節目に、ポプラ社は一冊の本をコミカライズします。『いしぶみ 広島二中一年生全滅の記録』(広島テレビ放送 編/ポプラポケット文庫)です。 原爆投下の日、爆心地から約500mの場所にいた広島二中一年生…
なにか新しいことをはじめたいなと思うことがあっても、つい後回しに。気負わず、ちょっとしたことからやってみようか?例えばスタバの新しいカスタマイズだったり。タクシーアプリを使ってみたり。その先になにがあるかはわからないけれ…
どこかちがうところへ行きたいという気持ちのつよい引きこもり体質である。そうなると、部屋をちがうふうにするしかない。 小さなわたしは親に黙って、家具の配置をせっせと変えた。 ベッドを真ん中に置いてみたり、勉強机を窓辺…
2025年、戦後80年の節目に、ポプラ社は一冊の本をコミカライズします。『いしぶみ 広島二中一年生全滅の記録』(広島テレビ放送 編/ポプラポケット文庫)です。 原爆投下の日、爆心地から約500mの場所にいた広島二中一年生…