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第15回

表と裏の本棚

企画編集部の櫻岡です。


先週ポプラ社に入社した新参者でございます。


入社にあたりまして会社情報は結構見ていたつもりでしたが、恥ずかしながら本企画のことを知らずにおりました……。


これまでの皆さまの記事を拝見し、大変ハードルが高い企画ということは理解しつつ、僭越ながらキーボードを叩かせていただきました。


まだ会社へ二度しか出社しておらず、これから皆さまにきちんとご挨拶を! と思っているので、本棚を公開することで、敬遠されないことを祈ります……。


リビングに置いてある(表の)本棚です。


ホコリが入らないように、扉付きを選びました。


ヴィンテージものが好きで、こちらの本棚は古道具屋で購入。


本がどんどん増えてしまうので、この本棚に入らないものは処分する、と決めていますが、難しくなってきています。


写真を撮って思ったのですが、我ながら小説やエッセイなど、読み物本がとにかく少ない(苦笑)。


女性実用書の編集を長く担当していたので、その傾向が出ている気がします。


まずは一段目一列目です。


背の高い本は入らないため、必然的に小説が多く入っています。


一列目は読みきれていない原田マハさんの本が多め。


早く読みたいと思いつつ、自粛中もいろいろやりたいことが多く、停滞気味です。


この本棚で唯一の二列目は、高校生のときから読んでいる『十二国記』シリーズです。


なぜか『魔性の子』だけ購入していなかったので、こちらは今年に入ってから購入しました。


途中で版元が変わってしまい、背表紙の色がそろっていないのが残念ですが、個人的にはホワイトハートの装丁の方が好みだったので、買い替える予定はありません。


胃が痛くなりそうなタイトルの『〆切本』と益田ミリさんの『今日の人生』は装丁でひと目惚れ。


恩田陸さんも好きです。


その並びに、実用書や絵本も入れています。


とにかくスペースが限られているので、サイズ感重視で配置しています。


二段目。


主に暮らし関連の本が中心です。


ここからは全て一列しかありません。


実用書や雑誌は二列に並べることができずスペースを取りますが、暮らしを華やかにしてくれる本がたくさんあるので、なかなか手放せません。


なんとなくフランス関連の本が多い気がします。


2018年に念願の初パリを体験したのですが、大雪だったこともあって思うように回れず、行ってみたい場所が山積みのまま帰路につきました……。


落ち着いたら、海外旅行へ行きたいです!


三段目。


手芸本やレシピ本など、実用書がいろいろあり、これらの書籍を参考に刺繍やアクセサリーを作るのが趣味のひとつです。


ミシンが無いので、大物は全く作れず、手先の器用な母に、欲しいものを作ってもらえる贅沢な環境に甘んじております。


もう少し自分で作れるようになりたいです。


4段目。


雑誌やムックなどは、暮らしやファッション系が中心です。


最近は電子で読むことも多くなってしまったのですが、気に入ったテーマがあれば購入しています。


思い入れのある号は捨てられず、少々古めの雑誌が多いですが、たまに読み返しては、豊富な情報量や美しいビジュアルにうっとり(笑)。


女性誌から男性誌まで、幅広くチェックしています。


以上が表の本棚です。


表があるということは裏もある……。


ということで、ここで終わりにしようと思ったのですが、思い切って、物置部屋と化したところにある(裏の)本棚の本をご紹介します。


昔から漫画が好きで、ジャンルを問わず読みまくっていたのですが、いよいよ置き場が無くなってしまい一気に処分しました。


漫画も電子書籍に移行しつつも、手元に置きたいものは購入しています。


しかし本当に置き場が無く、新たに買うためには、今あるものを捨てなければならず……。


そんな中でもコレは捨てられない! という漫画がこちらです。


『はいからさんが通る』はアニメの再放送を見てハマりました。


大和和紀さんの漫画は、文庫、新装版などいろいろ刊行されていますが、やはり初期頃の装丁が一番好きなので、これは手放せません。


自分の本棚を振り返り、読み物本が少ないな~と改めて実感しました。


この機会に、皆さまのおすすめの書籍を読んでみたいと思います。


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