- 書評
癒されるという受動性ではなく、癒すという能動性【評者:吉田大助】
翻訳された日本の現代文学の一部が、海外で「ヒーリング・フィクション」として受容されベストセラーになっていると聞く。川口俊和の『コーヒーが冷めないうちに』、青山美智子の『お探し物は図書室まで』、夏川草介の『本を守ろうとす…
翻訳された日本の現代文学の一部が、海外で「ヒーリング・フィクション」として受容されベストセラーになっていると聞く。川口俊和の『コーヒーが冷めないうちに』、青山美智子の『お探し物は図書室まで』、夏川草介の『本を守ろうとす…
4月13日(日)。さて、フランス滞在も中盤に突入しまして、メインのグラン・パレ2日目でございます。 前日の熱中症もどきを反省し、私にしては比較的薄着で出動。 紺のワンピースと薄手の白ニットは現地出版社さんとの会食のために…
朝、パリのシャルル・ド・ゴール空港に着いてから4時間後、部屋と自分を整えたところで、仕事のスタート。 16時30分。まず最初に組まれていたスケジュールは、Radio VINCIというラジオ局の番組「Marque-Page…
2021年本屋大賞2位となった、青山美智子さんの『お探し物は図書室まで』の文庫が、3月2日に発売されます。 初回配本限定で、著者の青山さんのメッセージが印刷された特別カード(名刺サイズ)が封入されます! 絵柄は上記の3種…
見えないけれども、ちゃんとそこにあるもの。それに気づかせてくれるのが、青山美智子の新作『月の立つ林で』だ。 全五章、それぞれの主人公は異なっている。 第一章の主人公は四十代の朔ヶ崎怜花。長年看護師を務めてきたが疲弊…