2022.12.16 青春 ふたり、この夜と息をして まばゆくなくても灯りがある 照らされている 足元も見えないくらい微かすかに、確かに 1 潜水艦せんすいかんがゆっくりと浮上するかのように、意識が覚醒し始める。 夕作ゆさは重いまぶたをこすりながら布団を払い、...