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【没頭飯5】なにがどううまいのか、わからない。でもうまい「高円寺飯」
「タブチ」を見つけたのは偶然でした。 私が高円寺に住み始めてすぐ、22歳のときです。当時住んでいた家と駅の途中にタブチはありました。タブチの定食はとにかく安い。そしてデカい。そしてうまい。 私がいちばんお世話になった...
食いたいものに没頭し、食いたいだけ食う。これ以上の幸せがあるだろうか。しかし、そんな日々は終わった――長年悩まされていた股関節の手術が決定し、ダイエットを強いられる毎日。そんな今の鈴木もぐらを支えるものは、あのとき、あの人と食べた「食の思い出」だった。空気階段・鈴木もぐらの「食」にまつわる連載です。