- 書評
美味しいもの(とりわけスイーツ!)好きにお薦めの、たっぷり読ませるコージーミステリー【評者:吉田伸子】
〝鞆ともの浦うら〟の通称で知られる、瀬戸内海沿岸の町である鞆。山のほうに続く石畳の細い坂道を上ると、閑静な住宅地。その奥にあるのが、昭和初期に建てられたというコロニアル様式の家だ。急勾配の三角屋根とアーチ型の玄関ポーチと…
〝鞆ともの浦うら〟の通称で知られる、瀬戸内海沿岸の町である鞆。山のほうに続く石畳の細い坂道を上ると、閑静な住宅地。その奥にあるのが、昭和初期に建てられたというコロニアル様式の家だ。急勾配の三角屋根とアーチ型の玄関ポーチと…
この掌編は、『宇宙の片すみで眠る方法』の後日談を描いたものです。本編を未読の方はご注意ください。 クリスマスソングを歌いながら、橋本はしもとくんは店頭に小さなツリーを置き、点滅するイルミネーションを棚の上にかけ、雪の…
プロローグ 定年を迎えた伯お母ばの有ゆ美み子こさんが、一緒に暮らす家を出ていったのは三年前のことだ。 知り合いがオーナーをしているマンションの食堂で料理人をすることになった、とは言っていたけれど、住み込みだと知ってび…
人はなぜ、宝石に魅せられるのだろう。きらめく輝きに目を奪われるのか、その希少性を尊いと感じるのか。それとも、宝石に込められた物語に心惹かれるのか――。本書の主人公お七しちの物語は緑色の孔雀石くじゃくいしから始まる。 本…
昨年11月、15周年を記念して刊行された『恋文の技術 新版』。同月9日、物語の舞台である石川県の石川県立図書館さんにて森見登美彦さんのトークイベントが行われました。その一部をお届けします! トークイベント聞き手:上田敬太…
『恋文の技術』の舞台である石川県は能登半島。作中に登場するスポットをご紹介します。作品を読んで赴けば楽しさ倍増! ぜひ旅のおともにしてください。 『季刊アスタ』vol.15より転載(写真&構成:ポプラ社編集部、地図製作:…
凪良ゆうさんの『わたしの美しい庭』。 発売して数年経ちますが、いまだに多くの人に楽しんでいただき、定期的に行っている季節カバーも大好評いただいております。 昨年、TUTAYAさん限定で夏カバーを刊行しましたが、こちらがと…
内気だけれど腕利きのパティシエと、お菓子の魅力を「物語」としてお客様に伝える「ストーリーテラー」がいる洋菓子店を舞台にした、野村美月さんの「ものがたり洋菓子店 月と私」シリーズ(ポプラ文庫)。個性豊かな登場人物の織りな…
大好評の『わたしの美しい庭』(凪良ゆう:著)も、冬の装いに模様替えです。 単行本時に好評いただいた冬カバーですが、今年の冬は文庫サイズであらたに登場! 全国の書店様で期間限定の「特別冬カバー」を展開中なので、ぜひ探してみ…
2011年の本屋大賞第3位に選ばれた大島真寿美さんの『ピエタ』。 18世紀のヴェネツィアを舞台に、作曲家・ヴィヴァルディの残した楽譜の謎を巡り、 彼に関わりのあった女性たちの人生が交錯していく傑作長編です。 今なお感動の…