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【没頭飯6】サカナマフィアの影
「はいったことねえ店で飲みてえなあ」 そんなことを考えながら夜の高円寺をぶらぶら歩いていました。もう10年も前のことです。 そのとき私の目に飛び込んできたのが、でっかい「チェーン店」の文字。古びた赤ちょうちん。入口の...
食いたいものに没頭し、食いたいだけ食う。これ以上の幸せがあるだろうか。しかし、そんな日々は終わった――長年悩まされていた股関節の手術が決定し、ダイエットを強いられる毎日。そんな今の鈴木もぐらを支えるものは、あのとき、あの人と食べた「食の思い出」だった。空気階段・鈴木もぐらの「食」にまつわる連載です。