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【変な奴やめたい。11】もみあげの記憶
最近は執筆の仕事の延長で、ラジオやテレビなんかに出る機会が増えた。それに従って、自分とは全く関係ないと思っていた、いわゆる“芸能人”と呼ばれる人たちに会うことも多い。 大好きな芸人さんや、誰もが知っている芸人さん、そ...
変な奴やめたい。私は変な奴だ。変な両親に育てられ、変な男と付き合い、変な友達と遊んで暮らしてきた。もう嫌だ。変な奴はもうやめたいのだ——noteで脚光を浴び、またたく間に大注目の書き手となった文筆家・伊藤亜和は、こうして「変な奴」になっていった。恥ずかしくも愛おしい子ども時代を振り返るエッセイ。