- エッセイ
【あっぷあっぷでーと⑰】「洋服染め直しにチャレンジ」
なにか新しいことをはじめたいなと思うことがあっても、つい後回しに。気負わず、ちょっとしたことからやってみようか?例えばスタバの新しいカスタマイズだったり。タクシーアプリを使ってみたり。その先になにがあるかはわからないけれ…
なにか新しいことをはじめたいなと思うことがあっても、つい後回しに。気負わず、ちょっとしたことからやってみようか?例えばスタバの新しいカスタマイズだったり。タクシーアプリを使ってみたり。その先になにがあるかはわからないけれ…
起きたらまずタバコを吸います。そのあと朝飯を食います。私は起きる時間が遅いので、すでに朝じゃないときも多いんですが、もっとも確率が高い朝飯は卵かけご飯です。私の卵かけご飯の食べ方をご紹介します。 茶碗に8割くらいの米…
旅も終盤。 エッセイも終盤である。 スペインからロンドンへと舞い戻った私はピアニストの渡辺翔太さん、しほさん夫妻の旅行にジョインすることになっていた。 そもそも翔太さんとわたしが出会ったのは、旅立つ数ヶ月前。 2…
大学時代、初めて一人暮らしを始めたのが三鷹だ。一人暮らしといっても、実家からは自転車で30分ほどの距離だった。三鷹の地を選んだ理由は、大学から近かったことと、三鷹の森ジブリ美術館があったり、自然が多かったり、メルヘンな雰…
なにか新しいことをはじめたいなと思うことがあっても、つい後回しに。気負わず、ちょっとしたことからやってみようか?例えばスタバの新しいカスタマイズだったり。タクシーアプリを使ってみたり。その先になにがあるかはわからないけれ…
マッサージが好きだ。なんなら愛している。 「わたし、最期はヘッドスパされながら死にたいんです」と頭部をほぐしてもらいながら伝えたこともあるくらいには重い。 指圧も好きだし、オイルも好きだし、基本見境はない。 整体…
小学一年生の二学期くらいまで団地に住んでいた。 覚えているのは、台所についている透明なひも。 「このひもなあに」 短い髪でツインテールした私がきく、母は片方の口角をあげてにいと笑い、ゆでたまごを右手にもち、左手でひも…
私は名字が6回変わっています。 最初の名字は「白鳥」。7歳で両親が離婚して母の姓の「鈴木」に。母が再婚してふたりめの父親の姓の「宇井」に。また離婚してふたたび「鈴木」に。私が結婚して婿入りしたので妻の姓に。そして20…
なにか新しいことをはじめたいなと思うことがあっても、つい後回しに。気負わず、ちょっとしたことからやってみようか?例えばスタバの新しいカスタマイズだったり。タクシーアプリを使ってみたり。その先になにがあるかはわからないけれ…
グループ活動を経て、今はタレント、作家、アーティストといった感じで活動してきている私だが、側から見たら、好きなことを仕事にしていて楽しそうと思われているかもしれない。もちろん、そこには楽しさもあるが、私の中で「仕事=楽し…
今回のヨーロッパ周遊はユーロサッカーと共にあったと言っても過言ではない。 四年に一度、オリンピックのようにヨーロッパの国々が競い合うこの祭典。 ワールドカップの時だけ日本を応援するレベルのにわかな私は知るよしもなかっ…
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わたしはよく風邪をひく。 以前占いで、「前世では毎回早死にしてるので、こんなに生きたのは今回初めてです。」と言われたこともあるほどの儚い女だ。 パリにて中学時代の友達と遊ぶ中感じた、「あれれ、何だか喉の調子がおかしい…
「はいったことねえ店で飲みてえなあ」 そんなことを考えながら夜の高円寺をぶらぶら歩いていました。もう10年も前のことです。 そのとき私の目に飛び込んできたのが、でっかい「チェーン店」の文字。古びた赤ちょうちん。入口の…
「明日はまつりに行こう」と、土曜の夜に父が言った。 なんだか、へんな気がした。 父はひとの多いところをとことんきらう人で、小原家はこれまで、ひとの集まる場所へは、ほとんど出かけたことがないのである。それが、まつりに行く…
連載第三回目は、池袋を歩く。 池袋にはプライベートでもよく遊びに行くことがある。 この街は平日、休日関わらず、人々で溢れとても賑やかだ。歩く人々を眺めているだけでなんだか面白い。 赤、緑、オレンジ、奇抜な髪色をしていたり…
なにか新しいことをはじめたいなと思うことがあっても、つい後回しに。気負わず、ちょっとしたことからやってみようか?例えばスタバの新しいカスタマイズだったり。タクシーアプリを使ってみたり。その先になにがあるかはわからないけれ…
あれは、いつの晩だったか。家の中に、妙な緊張がみなぎっていた。家族会議というものが、唐突にひらかれたのだった。 わたしは小学生、兄は中学生。父と母が、リビングに座っている。4人家族は円になって座った。なにか、お芝居の…
スイスでの旅を終え、次なる目的地に選んだのはおパリ。 パリ北駅から高速鉄道を降りて街を見渡すと、至る所に五輪のマークと、謎の赤い生物の姿があった。 そう、当時はパリオリンピック直前で、パリの街は五輪ムード一色だったの…
わたしの誕生日は12月の26日で、クリスマスとひとまとめに祝われてきた。 大人になった今では祝ってもらえるだけましじゃないかと思えるけれど、子どもの頃はやっぱり不服だった。母のお店は日曜日がお休みだったから、だいたい…
「タブチ」を見つけたのは偶然でした。 私が高円寺に住み始めてすぐ、22歳のときです。当時住んでいた家と駅の途中にタブチはありました。タブチの定食はとにかく安い。そしてデカい。そしてうまい。 私がいちばんお世話になった…
エッセイがむずかしい。短歌を書く時間に比べて、あまりにもつらい。得意ではないだろうと予想はしていたが、想像の倍むずかしい。というか葛藤が多い。 歌人としてわたしが思う、エッセイのやばさNo.1は、「わたし」という言葉…
父の命日は、六月の終わり。 昼過ぎにひとり暮らしの部屋を出て、実家に向かう。 乗り換えの駅にある花屋で、花束を買う。うちは誕生日でも命日でも、花束を贈るときには、明るく大きくうつくしいものと決まっている。時間もなかっ…
連載二回目は、前回の渋谷から山手線外回りで13駅離れた、日暮里駅からスタート。改札を出ると、平日昼間にも関わらず沢山の人が行き来している。日暮里は、私の中でそこまで人がいるイメージはなかったが、と思っていなかったが、想像…
なにか新しいことをはじめたいなと思うことがあっても、つい後回しに。気負わず、ちょっとしたことからやってみようか?例えばスタバの新しいカスタマイズだったり。タクシーアプリを使ってみたり。その先になにがあるかはわからないけれ…
スイスに行きたいと思ったきっかけは数あれど、一つはやはりインスタグラムだろうか。 当時のパーソナルの先生が「スイスは最高すぎて毎年行ってる」と私に伝えてきたあたりから、インスタでスイス絶景アカウントが異様にヒットする…
どこかちがうところへ行きたいという気持ちのつよい引きこもり体質である。そうなると、部屋をちがうふうにするしかない。 小さなわたしは親に黙って、家具の配置をせっせと変えた。 ベッドを真ん中に置いてみたり、勉強机を窓辺…
私は、歩き方が変らしい。私単体でもそうかもしれないし、特に人と歩いたりするとよく言われる。「ちょっと!私の右側か左側かどっちにいるか決めて。落ち着かないから」「今、かかと踏んだでしょ。距離感ちゃんとしてね」「大人なんだか…
腹が減ったので、カップラーメンのひとつでもないかな、と棚を探すと、奥のほうにうすしおのポテトチップスがひっそりあった。 あれ、こんなところに、ぽてち。おかしいな、と思いながら、ひっぱりだして黙々と食べる。それから…
なにか新しいことをはじめたいなと思うことがあっても、つい後回しに。気負わず、ちょっとしたことからやってみようか?例えばスタバの新しいカスタマイズだったり。タクシーアプリを使ってみたり。その先になにがあるかはわからないけれ…
先日、吉祥寺の書店・百年に寄った帰り、なんとなくそのまま帰るのも気が引けてビールを買って井の頭公園に向かった。4月の初旬。冬の寒さが和らぎ、桜が見頃を迎え、街にはこれから新歓の飲み会に行くと思わしき学生が賑わっている。…
今回はスイスについて書いていこうと思う。 スイスといったら、大自然、アルプス山脈、チーズにパン。そしてハイジ。 思いっきりその雄大な自然について筆を取りたいのだが、まずはiPadのメモのデータがぶっ飛んだショックにつ…
SNSに友人が組んだ花束の写真が流れてきた。 マーガレットっぽい、白い小さな2種類の花を中心に、色ちがいのチューリップのつぼみが3本。花はぎゅうぎゅうに詰まっておらず、葉っぱや茎の緑がたっぷり見える。とてもシンプル。 「…
こんなこと書くのは作っている方に本当に申し訳ないんですけど、股関節手術で入院していた間の食事がまじでマズかったんです。 基本的に塩分がないんですね。たとえば、ほうれん草のおひたしはただ茹でてあるだけ。醬油もなし。鰹節…
兄は十九歳のとき、同い年の女の子と結婚した。そのとき、わたしは中学三年生だった。 ふたりが結婚するのを認めるかわりに、お父さんは条件を出した。うちで同居すること。 うちの家は、もともと二世帯住宅用につくられた中古の一軒…
朝、散歩をする。起きてすぐ、スマホをひらかず、何かを考える間もなく家を出る。よく眠れた日は目も頭の中も雪がふったみたいにまっしろだから、その白さでSNSとかを見ると、なんだか1日中、画面にうつしだされた映像や言葉がうっす…
なにか新しいことをはじめたいなと思うことがあっても、つい後回しに。気負わず、ちょっとしたことからやってみようか?例えばスタバの新しいカスタマイズだったり。タクシーアプリを使ってみたり。その先になにがあるかはわからないけれ…
ふすま一枚隔てた向こうが、兄の部屋だった。 広さは変わらないけれど、畳敷きで、いつもお香のあまったるい匂いがした。小さな部屋で長いお香を焚くものだから、入るたび、目がしぱしぱした。 朝になると、兄は大音量で音楽をかけ…
2025年3月1日。私は人工股関節手術を受けました。なにかと理由をつけて先延ばしにしてきましたが、脚の痛みは強まる一方。気づけば脚をかばってペンギンのような歩き方しかできないありさまです。もうやるしかない。覚悟を決めま…
ラッキーは、とつぜん家にやってきた。 遠くの街からもらわれてきた子だった。鍵しっぽで、手のひらの上で眠れるほどの小さな猫。やってきた猫を、母と父はふたり並んで、じっと見つめた。 そして、どちらからともなく、「これは、…
ロンドンでは、お友達の上白石萌音ちゃんのホテルに泊めてもらっていた。 彼女が舞台「千と千尋の神隠し」の上演のためロンドンに行くことが決まった時、 「え〜便乗しちゃおうかな」「おいでおいで」 とゆる〜い会話は交わしていたが…
「コンビニ行くけどなんかいる?」と父が言った。 父は病気がちになってから、働かずに家にいることが増えたのだ。あまり遊びにもいかず、放課後や夏休みはずっと家にいる中学生だったわたしは、父と過ごすことが多かった。 そうは…
なにか新しいことをはじめたいなと思うことがあっても、つい後回しに。気負わず、ちょっとしたことからやってみようか?例えばスタバの新しいカスタマイズだったり。タクシーアプリを使ってみたり。その先になにがあるかはわからないけれ…
今回は羽田からロンドンへの直行便。 前回も触れたが、2023年にお友達のゆうぴーこと優河さんとニュージーランドに行った際、行きも帰りもトランジットのオーストラリアにキャリーバッグが置き去りにされるハプニングが発生した為、…
なにか新しいことをはじめたいなと思うことがあっても、つい後回しに。気負わず、ちょっとしたことからやってみようか?例えばスタバの新しいカスタマイズだったり。タクシーアプリを使ってみたり。その先になにがあるかはわからないけれ…
さて、前回なぜ行くのかという動機を書いたのだからさっさと海外の話をしたまえよと思うかもしれないが、今回は「準備」について書いていこうと思う。 なぜなら、ここでない何処かへ思いを馳せたその瞬間から、もう旅は始まっていると言…
飯を食いながら携帯はいじりません。目の前の飯に集中します。 でも飯が来るまでの待ってる時間は、携帯の画面に集中します。何を見ているのかというと、将棋の対局です。プロ棋士の対局はほぼ毎日やっていて、日本将棋連盟のアプリな…
なにか新しいことをはじめたいなと思うことがあっても、つい後回しに。気負わず、ちょっとしたことからやってみようか?例えばスタバの新しいカスタマイズだったり。タクシーアプリを使ってみたり。その先になにがあるかはわからないけれ…
2024年、夏。お暇をいただきヨーロッパに行くことにした。 この連載は、とにかく軽やかに、時に雑に、休息の素晴らしさについて語らう連載にしていきたいとは思っているのだが、序章は、少々重い話になりそうである。 しかし、…
かけっこの途中、靴が脱げて転んだ。幼稚園の運動会でのことだった。いつも履いている運動靴だったなら、きっとこんなことにはならなかっただろう。私の幼稚園ではなぜか、運動会では上履きを履いて参加することが決められていた。室内…
幼稚園の卒園アルバムを開いてみたら、将来の夢の欄に「じてんしゃやさん」と書いてあった。他の幼稚園をよく知っているわけではないが、私が通っていた幼稚園はやたらイベントが多かったように記憶している。お遊戯会、流しそうめん、…
なにか新しいことをはじめたいなと思うことがあっても、つい後回しに。気負わず、ちょっとしたことからやってみようか?例えばスタバの新しいカスタマイズだったり。タクシーアプリを使ってみたり。その先になにがあるかはわからないけれ…